スギ花粉症に対する舌下免疫療法を行っています

2018/7/6

マスコミ等でご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、スギ花粉症に対する舌下免疫療法が保険適応で行うことが出来ます。

この治療は決められた講習を受け、一定の条件をクリアした医療機関でないと受けられません。

当院は講習修了証を受けており、薬剤の処方が可能ですので、ご興味のある方は受診下さい。

以下に、治療の概要について簡単にまとめましたので、参考にして下さい。


舌下免疫療法とは

 スギ花粉症とは、スギ花粉に対して体の免疫系が過剰に反応する病気です。これに対し、アレルギーの原因となるスギ花粉からの抽出物質(抗原)を、ごく少量から徐々に口内(舌下)に投与していき、体を慣れさせて免疫系の過剰反応を軽減させる治療法です。アレルギーに対する体質改善を目指すもので、従来の治療(対症療法)とは異なる治療法です。


実際の治療方法

初回は、スギ花粉症を確実に診断するために、アレルギー検査(採血)を行います。次の診察で検査結果を確認し、治療すべきかどうかを判断します。治療が適切と判断されれば、クリニック内でスギ花粉エキスの初回投与を行います。また、1週間分の自宅用のスギ花粉エキス「シダトレン」(液体タイプ)または「シダキュア」(錠剤タイプ)を処方します。

 自宅では、11回「シダトレン」または「シダキュア」を決められた量、口内に投与・服用します。1週間後に再診していただき、問題が無ければ更に濃い濃度の「シダトレン」または「シダキュア」を処方しますので、引き続き決められた量を服用してください。その後は自宅で11回の服用を毎日行い、定期的に受診をお願いします。この治療は定期的に持続させることが大切です。

 「シダキュア」は概ね5歳以上の小児の方に、また「シダトレン」は12歳以上の小児の方に良い適応です。また、治療中に妊娠・出産・授乳などがあっても治療継続が可能ですので、将来的に薬が使いにくくなるあろう適齢期の女性にも効果的です。


副作用について

 どの薬でも同じですが、安全な量でも体調等によっては副作用が出ることがあります。口内の痒みや違和感が出ることがあります。喘息を合併している場合は、体調によっては発作を誘発することがあります。ごくまれにショック症状(冷汗・血圧低下・呼吸困難など)をきたすという報告があります。

 万が一、副作用が生じた場合でも適切な処置を行います。


治療効果について

 効果については個人差があります。この治療を行っても効果が認められない場合もあります。十分な効果を得るには、最低3以上の継続が必要と言われています。ただし、6ヶ月~1年を過ぎても全く効果が認められない場合は、中止することもあります

詳しくはご相談下さい。

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